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エメラルドグリーンに光輝く「ヒカリゴケ」

神秘の光「ヒカリゴケ」
大温室「クリスタルパレス」には、咲き乱れる花々のほか、普段、見ることのできない珍しい「ヒカリゴケ」がご覧いただけます。この「ヒカリゴケ」を見ようと休日には行列をつくっています。

「ヒカリゴケ」展示場所・・・クリスタルパレスの喫茶コーナーからメキシカンガーデンへの通路 
エメラルドグリーンに光輝く「ヒカリゴケ」















このエメラルドグリーンに光る「ヒカリゴケ」は、一科一属一種の小さなコケ植物で、北半球に広く分布し、日本では、中部以北に自生しています。生育場所は、冷涼な1,700mから2,500m亜高山帯の大木の根元にできた洞窟や岩穴で、絶滅危惧種として自生地の多くは天然記念物に指定されています。フラワーパークのヒカリゴケは、平成17年から栽培を始め、温度、湿度の調整に苦労しましたが、温暖な平地での栽培としては極めてめずらしく通年展示に成功し、翌年の18年4月からに展示しています。栽培環境を常時、室温24℃以下・湿度90%以上に保っています。
エメラルドグリーンに光輝く「ヒカリゴケ」
















光る秘密
ヒカリゴケの胞子が原糸体(1個の直径70分の1mm)に変化して、その一つ一つの原糸体は球状になっています。それは、原糸体も植物と同じ葉緑素があり光合成をします。そのため薄暗い洞窟や岩穴でもわずかな光を集めて光合成を効率よく行うためレンズの役割をする球状をしているのです。
エメラルドグリーンに光る秘密は、光合成を効率よく行うため、この葉緑素が差し込む光の方向に移動します。ですから、光を背にしてヒカリゴケを見ると集められた光が葉緑素に反射して、この葉緑素の色が見えるのです。しかも、数え切れない原糸体一つ一つの反射によって夜光塗料を塗ったように光輝いて見えるのです。

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予告:はままつフラワーパークの再開園のイベントは、
12月11日(金)~
2009年12月11日~25日(夜間開園のみ) 
エメラルドグリーンに光輝く「ヒカリゴケ」

↑クリックしてみてネ。
「クリスマス&ニューイヤーファンタジー」
2010年1月1日から平常開園となります
1月1日~3日・8日~11日(特別企画:新春夜間開園実施)
で始まります。ご期待ください。 
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by イソッペ


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エメラルドグリーンに光輝く「ヒカリゴケ」エメラルドグリーンに光輝く「ヒカリゴケ」  



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