現在のはままつフラワーパークのお天気動画はこちら
フラワーパークの案内リーフレット(PDF)はこちら→表面(43,115KB)中面(13,841KB)

古代エジプトの紙「パピルス」

パピルス  カヤツリグサ科  原産 北・中アフリカ

昨日の日食は、期待もむなしく空一面雲に覆われ、日食のピークの11時10分になっても遂に太陽が顔をだしてくれませんでした。残念! 
今日の朝は、小雨がシトシト。通学の子供たちの赤、青、ピンク、白の傘が花盛り、とっても綺麗でした。
雨も止み、晴れ間が見えると同時に蝉の大合唱の中、大温室「クリスタルパレス」のバリガーデンでは、古代エジプトで使用されていたという人類史上もっとも古い「紙」の原料として知られている「パピルス」が伸び伸び育っています。パピルス「紙」といっても「パピルス」の茎の白い髄を裂いて加工したものをパピルス紙といっています。
「パピルス」は、中央アフリカのナイル川源流の湖や河畔の浅い穏やかな流れの水中に繁茂。このナイル川が洪水になると、「パピルス」の株が下流のデルタ地帯に流れ着いて自生するようになったそうです。
この「パピルス」の茎を加工し紙状にしたものに文字を筆記し、履物などの生活用品や船の帆にも使われたそうです。
800年頃、中国で紙の製法が発明されからは、需要が少なくなり、自然にナイル下流部から消滅したそうです。現在の自生地は、コンゴ、ウガンダ、スーダン、エチオピア、シチリア島、シリア地方の一部といわれています。

バリガーデンの池で保存育成している「パピルス」
古代エジプトの紙「パピルス」


















花枝が綺麗な半円球に広がっています
古代エジプトの紙「パピルス」


















新しい芽が伸びてきています
古代エジプトの紙「パピルス」古代エジプトの紙「パピルス」









「パピルス」の花
古代エジプトの紙「パピルス」

















「茎」は三角形をしています。古い茎を刈り取った切り口。
刈り取った茎を使って、現在のフラワーパーク園長が作成した「パピルス紙」

古代エジプトの紙「パピルス」古代エジプトの紙「パピルス」










前フラワーパーク園長が作成した「パピルス紙」。「ウナギイヌ」の絵は、女性職員の作。
古代エジプトの紙「パピルス」




















エジプトのお土産「パピルス」のしおり。前園長から戴いたものです。
古代エジプトの紙「パピルス」




















☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
予告:はままつフラワーパークの再開園のイベントは、
12月11日(金)~
2009年12月11日~25日(夜間開園のみ) 
「クリスマス&ニューイヤーファンタジー」
2010年1月1日から平常開園となります
1月1日~3日・8日~11日(特別企画:新春夜間開園実施)
で始まります。ご期待ください。 
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

by イソッペ


■「はままつフラワーパーク」と「浜松モザイカルチャー世界博オフィシャルサイト」は
                                    下記バナーをクリック!!

古代エジプトの紙「パピルス」古代エジプトの紙「パピルス」  



同じカテゴリー(知っ得く情報)の記事

写真一覧をみる

削除
古代エジプトの紙「パピルス」