野生種&オールドローズ
春にしか咲かない一季咲きの野生種やオールドローズには香りのいいバラがいっぱい。今回はローズガーデン入って右に行ったところに植栽されているバラをご紹介。
ロサ・ガリカ・オフィキナリス
Rosa gallica var.
officinalis
SP 野生種
古くから薬用として栽培されていたバラで、とても強い香り。イギリスのバラ戦争で有名なランカスター家の紋章にはこのバラが使われていました。
マダム・アルディ
Mme. Hardy
D ダマスク系
ダマスクローズの香りを含んだ甘くて強い香りがします。整った花形と花芯が緑色のグリーンアイも魅力的。
シャポー・ドゥ・ナポレオン
Chapeau de Napoleon
C ケンティフォーリア系
花の隣にあるトゲトゲした三角形の蕾が分かりますか?これがナポレオンの帽子に似てるということで、この名前がついています。甘くて強い香りがします。
ロサ・エグランテリア
Rosa eglanteria
SP 野生種
花の香りは強くないのですが、葉っぱからほのかに香るという変わりダネで登場。このバラの近くに寄ってみてください。ほのかにリンゴのような香りがするはずです。分からないという方は軽く葉っぱを手でこすってみてください。棘には注意してくださいね。
今回ご紹介したバラは芝生の中に植栽されています。どうぞ芝生の中に入り、バラの近くで香りをお楽しみください。この他にもフラワーパークのローズガーデンには香りのよいバラがまだまだあります。香りのいいバラ第3弾はまたいつの日か・・・。
by とくまん
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