不思議な食虫植物
食虫植物展示コーナー
子どもたちに、<世の中にはこんな変わった植物があるんだよ>というのを知ってもらおうとの思いを込め、夏休みに合わせてクリスタルパレス内に食虫植物展示コーナーを設けました。
食虫植物とは、虫や微生物をつかまえて消化し、栄養分として吸収することができる植物たちです。植物にとって必要な栄養分(窒素やリンの化合物など)が少ない土地に生えていて、虫からその不足分を補おうという魂胆のようです。
虫の捕り方も、「落とし穴に落っことすやつ」、「はさんでつかむやつ」、「ネバネバにくっつけて動けなくするやつ」、「スポイトで吸うように水と一緒に取り込んでしまうやつ」といろいろあります。
他の植物があまり育たない土地を占有するため、他から栄養を取り込む手段を獲得するとは、恐るべし食虫植物。脳みそあるんじゃないの?と思ってしまうくらい、進化ってすごい。
単細胞のバクテリアでも周りの栄養が不足すると、他の友達と連携プレーをとるのもいるし、ホント、生きるためとはいえ、生物の世界っていろんなのがいて、不思議がいっぱいですね。
食虫植物は世界各地に分布していて、日本にもモウセンゴケやタヌキモなど20種ほどが自生しています。
ウツボカズラ ハエトリグサ
サラセニア アフリカナガバモウセンゴケ
オススメの花情報
サクラキリン
Pereskia nemorosa サボテン科 南米原産
葉の付け根から出るトゲトゲのイメージからは想像できない、優しいピンクの癒し系の花が咲いてます。クリスタルパレス内のメキシカンガーデンに入ったら右を見てください。比較的大きな木の先にピンク色の花が見えるはずです。
by とくまん
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